Josef Albers: Life and Work by Jo Ellison and Louise Rytter
ヨゼフ・アルバース(Josef Albers)は、バウハウスで学び、卒業後はクレーやカンディンスキーとともにバウハウスで教鞭をとった芸術家である。アルバースの最も有名な作品は、複数の色彩の正方形を重ねた「Homage to the Square」というシリーズで、色の相互作用の実験として、2000通り以上の異なる配色のものを残している。ナチスによるバウハウスの解体後は、活動拠点をアメリカに移し、色彩研究の先駆者として、多くのアメリカの現代芸術家が卒業したことで知られるブラック・マウンテン・カレッジやイエール大学などでバウハウス的な美術教育を継続した。
本書は、美術評論家であるチャールズ・ダーウィン(Charles Darwent)がまとめた、アルバースの人生と作品を辿る一冊であり、未だ世に知られていない様々な作品や文書、イラストなどをもとに、アルバースの芸術的、政治的活動から、友情、ライバル関係に至るまで幅広く解説している。
■装丁
ハードカバー
■ページ数
352ページ
■サイズ
240 x 165 mm
选择选项